農作業小屋の中の小さな焙煎所ができるまで⑥『建具を作り始める』
基礎打ちは初めてだったので、試行錯誤をしながら、3カ月くらいかけたのに比べ、上物の構造組みは数日で出来ました。かつて自宅のハーフビルドDIYで1年半くらいひたすら木材をカットして組み立てることをやっていたので、その経験がめちゃくちゃ生きました。基礎打ちも次はもう少しうまくできると思います。
前回の記事では屋根まで付けました。

次の工程は、壁張りです。

12mmの合板を張りました。左は窓、右の大きい開口部はドアを作る予定です。

ちなみに、正面からの完成予想図をフォトショップで作ってみました。こんな感じです。外壁は漆喰仕上げ。窓から焙煎機が見える感じ。入口ドアはアンティーク風に自作します。さて、実際の仕上がりはどうなるでしょうか。

合板の上からアスファルトフェルトなるものを張っていきます。外壁はモルタル下地に漆喰仕上げにする予定ですが、水分が乾く過程で合板や木材からアクがにじみ出てしまいます。本来、アスファルトフェルトは雨から壁内部を防水、防湿するためのものらしいですが、ここは雨が当たりませんがアク止めの意味で張りました。

アスファルトフェルトを張り終えたら、窓などを作っていきます。ケーシング(周りにつく飾りのような枠)は漆喰などを塗る前につけたいのです。


下の小窓は固定。食器や道具などが見える窓になるかな。

上にも固定の小窓。ガラスを後ほど入れるのでまだ打ち付けていません。
ケーシングを作るのに欠かせない道具がトリマーというもの。

これは本当に色々なことに使えるし、DIYレベルがグッと上がるのでおすすめの道具です。

ビットも各種あって、取り換えると色んな角度のケーシングを作れます。

トリマー用の台も売っていて、固定して使えます。上ものは自作です。

削るとき木くずがすごく出るので掃除機で吸う機能をつけました。

こんな感じで、木材を固定してまっすぐ削ります。

トリマーで木材を削ってできたケーシングを窓に取り付けます。
ケーシングをつけたら窓枠を作ります。

周りの枠は壁につく枠。この窓枠に金具を付けて開閉可能にします。

トリマーを駆使して、ガラスをはめ込むための溝も掘っています。ガラスが来るまでは固定できないので仮組です。

仮で置いてみました。サイズは良さそうです♪
次回は入口のドアを自作します。
まだまだ続く(笑)